今日は、帰り際雪がちらついていました。
あした、積もったりしなければ良いのですが・・・。
さて、今日は。
ちょっとだけ、修理から離れて。
お気に入りの靴をどうしたら長く履けるか?なんて事を改めて考えてみたいと思います。
やはり、革靴であれば、革を綺麗に保つことが一番です。
底周りに関しては、私どものような靴修理店に相談すれば概ね直すことが出来ます。
ですが、私が言うのもなんですが、頻繁に靴修理のためにお店を訪れてお金をかけるのも、ちょっと煩わしかったりします(笑)。
と言う訳で少しでも自分で出来ることのご紹介。
紳士靴でも婦人靴でもそうですが、ちょっと嫌なのがこんなシワ。
一日歩いて返ってくると、甲の部分に深いシワが入ってしまいます。
このシワなかなか頑固で、あんまり深く入ると後々革切れの原因になったりしてしまいます。
もちろん、見た目的にも美しくありません。
そうならない為に、脱いだ後シューズキーパーを入れます。
シューズキーパーを入れるとこの通り。
ちょっと、写真が良くないですが、シワが伸びているのが良くわかります。
出来れば、このまま次履く時までこのままにしておきたいですね。
で、シューズキーパーにも種類がありますが、今日家で見たらとりあえず二種類。
下の赤いシューズキーパーは上の写真のスコッチグレインの靴を買った時に付いてきた物(笑)。
違う靴に入っています。
ちなみに、下のローファーは何度かこのブログでもご紹介しているSUPER8SHOES様でお買い上げした今お気に入りのローファーです(笑)。
こちらも是非ご覧ください!!→http://www.t-8intl.com/
正直どのタイプでも、ないよりは良いと思います。
ただ、バネのタイプに関しては、底の薄い紳士靴や、婦人靴などに長時間入れるとスプリングの力に負けて靴が逆に沿ってしまうことがあるので、注意が必要です。
さて、話は戻りまして。
もうひとつ気をつけたいのは、靴の履き口にしわが入ったり、かかとの内側が擦り切れたりしてしまう状態。
極力そうならないようにするには、やっぱりこちら。
わかりづらいですかね(笑)。
靴べらです。
こんな携帯用の靴べらもあります。
靴べらは是非是非ご使用ください。
本当に、履きやすいだけではなく、靴を綺麗に履くという意味で意外に重要ですよ!
面倒がらずにご使用ください。
後は、1~2ヶ月に1回程度でもかまいません。
やはり、磨いてあげてください!!
シューケアすることで、アッパーの革の寿命がやはり変わります。
磨耗からも守れますし、乾燥による革切れの危険性も減ります。
詳しくは、こちら→http://shoeoflife.blogspot.com/2012/01/blog-post_31.html
さらに、出来ることといえば。
ハーフラバーや、トゥースチールを履く前に付けるのは長い目で見るとやはり、良いと思います。
マッケイ製法の場合は、縫い糸を出来れば切りたくないので、ハーフラバーがおすすめです。
もちろん、後々オールソールも出来ますが、あまり何度もマッケイ縫いを入れると、靴の中が痛んでしまうので、最小限にしたいところです。
グッドイヤーウエルテッド製法の場合は、糸が切れることよりも、ウエルトまで削れることを防ぐために、減りやすいつま先にスチールを打つのもありだと思います!!
婦人靴でしたら、やはりハーフラバーが安心です。
パンプスのつま先などは、あっという間に削れてしまうので注意が必要ですよ!!
かかとに関しては、正直なところ事前の補強は難しいので、減ったら修理店に持ち込むのが懸命な気がします。
こういった感じのことを踏まえて、大切に履いていくと、特に革靴は長く履けると思いますよ!!
後は、後々修理できる靴を買うのも私は心がけています。
これは、修理を仕事にしているからわかることかもしれませんが(笑)。
参考になればと思います!!
靴や、かばん、わからないことがあれば是非ご相談ください!!
わかる範囲で親身にお答えしますよ!!
皆様のご来店お待ちしております!!
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