The Shoe of Lifeです。いつもBlogをご覧いただきありがとうございます。
本日は、ニューバランス(NewBalance)のお修理の中でもご相談がとても多い、カカト内側破れライニング修理についてご紹介します!
長く履いているニューバランス(NewBalance)のスニーカー、カカトの内側を覗き込んでみてください。靴下が引っかかる、生地が薄くなっている、穴が開いてスポンジが見えてきている……そんな状態になっていませんか?
「これってもう履けないのかな」「直せるとしてもどうやって?」とご相談いただくことが本当に多い症状なんです。
結論からお伝えすると、カカト内側破れライニング修理は修理可能です。
しかも方法は4つあって、お持ちの靴の状態や、お好みの仕上がり、ご予算に応じてお選びいただけます。
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■なぜカカト内側のライニングは破れるのか
ライニングが破れる原因は、ほぼ一つに集約されます。それは歩行時の際の摩擦です。
特にスニーカーの場合、紐をしっかり結ばずに足を突っ込むようにして履く方が多いんですよね。歩くたびに足の裏側がライニング(裏地)を強くこすります。
これが繰り返されることで、生地がだんだん薄くなり、最終的には破れてスポンジが露出してしまうんです。
ニューバランスは、ご存じの通りアッパーがミシン縫いされていて、先芯やカウンター芯(かかとの心材)も入っている、構造的にしっかりした「靴」です。だからこそ、ライニングだけ傷んでも本体はまだまだ元気。
捨ててしまうのは本当にもったいない!
■ニューバランス(NewBalance) カカト内側ライニング修理、4つの方法
ご提案できるのは以下の4パターンです。製品の作り方(縫製の仕様や構造)によって、お選びいただける方法が変わります。**実物を拝見してから最適なご提案をさしあげます**ので、まずは靴をお持ちいただくか、写真を送っていただければと思います。
①内側ライニング全交換 /高級鹿革 本革仕様
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| 【ニューバランス(NewBalance) カカト内側ライニング修理】 もとのライニングが破れた状態です。 |
こちらは、破れた裏地を取り除き、高級鹿革(白または黒)で全面的に張り替える方法です。4つの中で最も本格的な修理になります。
本革は履き込むほどに足に馴染んでくれるのが最大の魅力。素足に近い感触で、汗の吸放湿性にも優れています。「修理する以上は一番長持ちする方法で」とお考えの方にはこちらをおすすめしています。
なお、天然皮革の特性として、傷や色むらが見られる場合があります。これは革が「生きていた素材」である証で、味わいとして受け取っていただける方に向いています。
②内側ライニング全交換 / ナイロンメッシュ仕様
同じく全面張り替えですが、素材をナイロンメッシュにする選択肢です。
オリジナルのニューバランスのライニングに近い質感・通気性を再現できるので、「もとの履き心地に近い状態に戻したい」という方にはこちらが向いています。本革仕様より軽量で、夏場の蒸れも軽減できます。スポーツ寄りの使い方をされる方にはメッシュの方がしっくりくることが多いです。また価格も高級鹿本革よりもお安めになっております。
こちらは①の全交換と④のパッチ補修の中間にあたる選択肢です。カカト内側の傷みが集中する範囲だけを、本革で部分的に張り替える方法になります。
ライニングの傷みは均等には進まないんです。多くの場合、足の踵が当たる上半分(履き口に近い側)から先に破れてくる。であれば、傷んでいる範囲だけを本革で交換すれば、全交換よりも費用を抑えつつ、本革ならではの足馴染みは活かせる。そんなバランスの取れた修理です。しかし、修理職人としては、切り返しのところの仕上がりが難しく、全交換に比べ仕上がりが納得できない、、、そんな内情もございます。
しかし、選択肢としてご案内をしております。
「全部やり直すのは大げさだけど、パッチでは物足りない」というケースに適しています。
④内側ライニング 本革パッチ補修
破れている一部分だけに縫わずに本革のパッチを当てて補修する方法です。
「全面張り替えまでは必要ない」「破れているのは片足のここだけ」というケースに最適です。また、全交換が構造上できないニューバランス(NEW BALANCE)のモデルに最適です。また傷みが浅いうちに早めにご相談いただけると、この方法で十分対応できることが多いんです。4つの中で価格的にも最もお手軽にできる修理ですので、「ちょっと気になりだしたな」という段階でぜひご検討ください。
どの方法を選べばいいか迷ったら
正直に言うと、靴を拝見しないと最適な方法はご案内が難しくございます。
なぜなら、製品の作り方によってできる方法が限られるからです。たとえば、ライニングの縫製の仕方によっては全面張り替えが構造的に難しいモデルもありますし、傷みの範囲が広すぎてパッチ補修では対応しきれないケースもあります。
判断の目安として、
●傷みが片側の小さな範囲だけ→ ④パッチ補修で十分なことが多い
●上半分など特定の範囲に集中している→ ③ハーフ交換(本革)がバランス◎
●両足とも生地が薄くなって全体的にダメージ → ①または②の全交換
●長く履き続けたい、足馴染みを重視→ ①本革(全交換)
●オリジナルの履き心地を残したい、通気性重視 → ②ナイロンメッシュ(全交換)
という感じです。とはいえ、最終的なご提案は実物を拝見してからになりますが、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ライニングが傷む前にできること
修理屋として日々たくさんのニューバランスを見ていて思うのは、履き方を少し変えるだけで寿命が大きく伸びるということ。
- 紐をしっかり結んでから履く(緩めっぱなしで足を突っ込まない)
- 靴ベラを使う習慣をつける
- 同じ靴を毎日履かず、休ませる日をつくる
これだけでもライニングの傷みは大きく変わります。とはいえ、すでに破れてしまったものは仕方ない!修理してまた長く履いていただければと思います。
諦めないで、ぜひご相談を
ニューバランスは、構造的にしっかり作られた「靴」です。ライニングが破れたくらいで捨ててしまうのは、本当にもったいない。
修理して履き続けることは、お気に入りの一足を長く愛用できるだけでなく、**廃棄を減らし、地球環境への負荷低減にもつながります**。運営会社の株式会社エイチ・カツカワでは、使い捨てのない社会の実現を会社理念として掲げています。修理一足一足が、その理念を形にする行為だと思っています。
「もうダメかも」と思った靴ほど、一度ご相談ください^^
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よくあるご質問
Q. 片足だけの修理は可能ですか?**
A. はい、可能です。ただし両足のバランス(特に色味や質感)を考えると、両足同時のご依頼をおすすめしております。実物を拝見してご案内します。
Q. 修理にはどのくらい時間がかかりますか?**
A. 修理内容と混雑状況によりますが、目安として一か月~程度をいただいています。お急ぎの場合はご相談ください。
Q. 全国から配送修理は可能ですか?**
A. はい、全国対応しております。お気軽にお問合せください。
Q. 修理可能かどうか、写真で事前に判断してもらえますか?**
A. はい、LINEやメールで写真をお送りいただければ、おおよそのご案内が可能です。ただし最終判断は実物を拝見してからとなります。
Q. ニューバランスジャパンの正規修理で断られたのですが、対応できますか?
A. はい、メーカー正規修理では対応していない範囲のお修理にも対応しております。ニューバランスは構造的にしっかり作られた「靴」ですので、修理できる可能性は十分にあります。諦めずに一度ご相談ください。
ニューバランスのカカト内側ライニング修理は、東京・目黒の The Shoe of Life(シューオブライフ)** にご相談ください。累計6万足以上の修理実績がございます。
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