ここ2日程度ですが、若干寒くなっている気がします。
そして、まんまと、私風邪っぽいです。
のどが、終始いがらっぽく、いまひとつ調子が上がってきません。
やっと、花粉が楽になってきたというのに・・・。
体調管理もしっかりしないとだめですね。
社会人として頑張ります(笑)。
さて、今日は。
久しぶりに私物です。
こちら。
ゴーキーのハイカーというブーツです。
なんでも、70年代のものだとか。
ということは・・・私よりも年上の可能性があります。
そう考えるとすごいですね、革製品。
まったく問題なく履けます。
それどころか、履き心地良いです。
良いものは時代を超えます。
さて、その良いものを。
ハンティングなどのアウトドアブーツということで、雨の日にガンガン履きました。
歩きました。
結果。
こんな残念な、ムラ、革表面の凹凸ができてしまいました。
このブーツ、もともと革にかなりのオイルが入っています。
いわゆるオイルレザーです。
触ると、しっとりしています。
で、今回の凹凸や、色の抜け?これがどういう状態かといいますと、部分的に表面が固くなっています。
これはおそらく、革の状態としては、かなり良くありません。
なぜこうなったかというと、革の表面の汚れや、汗による塩分などが雨水で革の中を移動し、片寄った状態で、乾いてしまったからかと思われます。
柔らかい部分と固い部分ができると、その境目や固い部分がひび割れの原因になる恐れがあります。
そんなことは絶対に嫌です。
このブーツ、お気に入りですから(笑)。
そこでまず。
『ステインリムーバー』を使い表面の汚れをゴシゴシ落とします。
こちらの『ステインリムーバー』今のところ、当店で取り扱っておりませんが、ご要望があれば、お取り寄せいたします!!
そして、いよいよ濡らします。
水道でジャーっといきます。
ここはもう、ためらいなくいきます。
ですが、さすがアウトドア用のオイルレザー、かなり水をはじきます。
そこで。
綺麗なタオルがなかったので、濡らしたティッシュでグルグル巻きにしました。
そして、このまま、小一時間放置。
そうすると、かなり水が革に染み込みます。
こういう、染み込みきっていない部分は指でぐいぐい押したりしながら、何とか全体に染み込ませます。
そして、しっかり泡立てて洗います。
こんな感じで泡だらけにします。
ちなみに、革用の石鹸はこちら。
モウブレイのサドルソープです。
馬の、鞍なんかを洗う石鹸ですね。
ヨーロッパなどでは、一般的なものらしいです。
日本では革は水に濡らしてはいけない!!みたいなイメージがありますよね。
革は洗えます。
これ、実は常識なのかもしれません。
中はこんな感じです。
ブラシで洗います。
ちなみに、こちらも通常販売しておりませんが、お取り寄せは可能です!!
さて、洗った結果。
あれ?変なシミが(汗)。
白い汚れが(悪寒)。
オイルレザーは洗うのは危険なのか!??
とかなり不安になりました。
そういえば、カーフなどの紳士靴は良く洗うのですが、ブーツあんまり洗わないなと。
思い出し、一瞬不安がよぎりますが、速やかにもう一度、洗います。
で、しばし放置。
こんな感じに仕上がりました。
ちなみに洗ってから、8時間程度放置しました。
革が乾いたらオーケーです。
そして、次に当店自慢のこちら。
THE SHOE OF LIFEオリジナル、モイスチャークリーム。
こちら、ビタミンEで皮革の老化を防ぎ、さらに防カビ効果もあります。
しっかり、革に潤いを与え、かつ、汚れを落とす。
そして、リーズナブルな1050円。
万能です(笑)。
この段階でかなりいい感じに仕上がりました。
ですが、ちょっぴりオイル感やツヤ感が欲しいので、『ヒマラヤワックス』を使います。
なんせ、ブーツ用スブレー式ワックス。
オイルレザーに最適です。
こちらは、当店在庫がありますので、ブーツ好きな方はぜひ。
ヒマラヤ登山隊の方々も使う本格ブーツ用ワックスらしいですよ。
で、仕上がりがこちら。
すっきりさっぱり、最高です!!
オイルレザー独特の、ぬたっとした感触も戻ってきました。
なにより、色むらがなくなったのでかなりすっきりした印象。
一時はどうなるかと思いましたが、洗ってよかった。
いやあ、良かった(笑)。
これで、またしっかり履くことができます。
女性の方々には、なかなかご理解いただけない気もしますが、男のアイテムです。
あまり、モテアイテムではないです(笑)。
ちなみにこちら、クリーニング3800円+消費税となっております。
通常、1週間程度いただくと思いますので、よろしくお願いいたします。
ちょっと長くなりすみません!!
皆様のご来店お待ちしております!!
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