シューオブライフのブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は、スニーカーリメイクのシリーズです。
あえて、オリジナルではないソールでデザインを変えつつ
オリジナルを楽しめるスニーカーリメイクは楽しいです!
そして、
靴を何度もリペアをし長く履くという習慣は、サーキュレーションという観点からも、現代人にとってより大事な選択肢の一つとなりつつあるのではないでしょうか。
今回のリメイクの題材は、「New Balance(ニューバランス)」の「1400」です。
もちろんMade in USAです。ニューバランスと言えば、若かりし頃からの憧れです。
1906年にマサチューセッツ州ボストンで創業したニューバランス。
当社は偏平足を治療する矯正靴やアーチサポートのメーカーとしてスタートしたメーカーです。履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)“感覚を提供するというのが社名の由来です。1982年にM990、1985年にM1300といったプレミアムなランニングシューズをリリースし、その後継モデルとして1400があります。
加水分解により、ソール自体が崩壊して欠損しています。
欠損している部分以外も、内部で分解してしまっている状態です。これでは、スニーカーの機能は果たせません。
さらに、アッパーにも汚れの付着が全体に点在しています。
足元の汚れは、路面の汚れがダイレクトに付着してしまいます。
汚れには様々な種類があり、一辺倒のクリーニングでは落ち切らないこともあります。大まかに分けると、「油系」と「泥系」です。
スニーカー修理とスニーカークリーニングはセットですることで、圧倒的に効果的です。
ということで今回は、加水分解したニューバランス 1400の「ソール交換」と「スニーカークリーニング」の前編と後編に分けて、スニーカーが再生していくまでの様子をお伝えしたいと思います。
まずはソールの交換からです。加水分解したソールを剥がして行きます。
古いソールを取り外し、残骸は綺麗に除去しました。
綺麗ににソールの残骸を取りきらないと、新しいソールの接着が不完全になり、剥がれる要因になりますので、しっかり取りきるのがソール交換の肝です。
今回の交換で使う新しいソールはこちらです。
Vibram® SOLE(ヴィブラムソール) #186C Sphikeです。
このソールは、RGS(ローリングゲイトシステム)を採用したソールで、弓なりになった接地面が特徴で、足の屈曲や回転に合わせてソールが順応します。
着地の衝撃を和らげながらエネルギーに変え、自然な足運びをサポートする
RGS(ローリングゲイトシステム)を採用したソールです。
さっそくこのソールを、加水分解したニューバランス1400に装着します。
はい。いかがでしょうか。綺麗に装着することが出来ました。
後ろから見た雰囲気もかなり変わりました。新しいデザインとも言えそうですね。このVibram® SOLE(ヴィブラムソール) #186C Sphikeの厚みのあるダッディーなソールが、ニューバランス 1400を新しい顔つきにしてくれました。
真っ白なソールとグレイッシュなアッパーのコンビネーションは、なかなかスタイリッシュです。洋服も何に合わせてどう履くかが楽しみになります。
次回は後編、「スニーカークリーニング」について書く予定です。スニーカーの修理やリメイク、クリーニングでお困りの際は
ぜひシューオブライフにご連絡ください!
お待ちしております。
池尻大橋 くつ・バッグ修理の
ライフスタイルショップ
お電話は、どうしても出られない時がございます。(一人運営につき)
0 件のコメント:
コメントを投稿