ニューバランスって修理が出来ないと思われている方が多くいらっしゃるのですが、
直せることも多いのです!
その中で、ご依頼が多いのはソールの交換です。
ニューバランスはソール部にウレタンという素材が使われていることが多いのですが、
ウレタンは加水分解といってソールの組成が崩れて素材から崩壊してしまいます。
ニューバランス公式のWEBページでも、ウレタンの耐用年数は
3年から5年と明記されています。
これは、素材の物性上いたし方ない現象の様です。
しかし!
せっかくのお気に入りのニューバランスを
加水分解によって捨てることはしたくないですよね。
アッパーはレザーで長くもつ品質ですし、、、
そこで、シューオブライフでは、加水分解してしまったニューバランスの
ソールの修理も極限まで再現するように努力をしています。
例えば、このように加水分解をしてしまったニューバランスのソール修理には
大まかに2つの方法がございます。
それは
①ビブラムモールドソールで全交換する方法②ミッドソールをスポンジでつくりアウトソールにビブラムのスニー カーソールを装着しソール交換する方法です です。本日は、オリジナルに近い形を再現する①の修理方法と仕上がりをご紹介します。
正直、非常に骨の折れる作業です。

そして装着すると、このような感じです。
いかがですか?
遜色ないように思います。
スポンジも白とグレーの2色を使い、オリジナルに近いイメージを再現しました。
また、履き心地も、EVAらしい良い履き心地になります。
そして、なによりEVAスポンジは加水分解がしにくく
同じような加水分解は、二度と起こりません。