The Shoe of Lifeです。
いつもBlogをご覧いただきありがとうございます。
本日は、ブーツの
「履き口」だけがボロボロになる問題、知ってますか?
というテーマでお伝えしていきます!
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ブーツを長く履いている方なら、一度は経験があるんじゃないでしょうか。
本体はまだまだきれいなのに、履き口(足を入れるところの折り返し部分)だけがボロボロになる。
ひび割れてきたり、表面がポロポロ剥がれてきたり。
「え、なんでここだけ?」って思いますよね。
じつはこれ、構造上の理由があるんです。
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なぜ履き口だけが劣化するのか
多くのブーツでは、アッパー(本体)には本革が使われています。でも、**履き口のパッド部分だけは合皮(合成皮革)
が使われていることがとても多いんです。
本革は経年で味が出ていくのに対して、合皮は時間が経つと加水分解を起こして、表面がひび割れたり、ボロボロと崩壊してしまいます。
つまり、ブーツ全体が寿命を迎えたわけじゃない。この一部分だけが先に壊れてしまう**んです。
靴修理の職人として断言しますが、これで一足丸ごと捨ててしまうのは、本当にもったいない。
だから私たちは、この部分だけを本革で作り直す修理方法を考えました。
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今回は3つのブーツの修理事例をご紹介します!
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事例① Paraboots(パラブーツ)の履き口レザー交換
まずはこちら。
Paraboots(パラブーツ)ダークブラウンのレースアップブーツです。
クラシックな雰囲気がかっこいいですね。
アッパーに使われるレザーも上質です!
しっかりとしたノルウィージャンウェルト製法のブーツで、本体の革は経年変化で本当にいい表情をしています。でも……
こんなふうに、履き口の革がパックリ裂けてしまっていました。
修理では、まず劣化した履き口のパーツを丁寧に取り外します。
そして、新しい本革で履き口パーツを作り直します。元のパターン(型紙)を取って、同色のレザーで仕立てていきます。
仕上がりがこちらです!
上質な本革で交換しているので、より高級感が出ました^^
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事例② Danner(ダナー)の履き口レザー交換
お次はこちら!
アウトドア好きの方にはおなじみ、**Danner(ダナー)**
のGORE-TEXハイキングブーツです。
ダナーのブーツって、本体はコーデュラナイロンと本革のコンビで、ものすごく丈夫に作られています。GORE-TEX搭載で防水性もばっちり。
でも、この履き口……
やはり合皮が劣化して、剥がれてしまっています。
ダナーの履き口修理では、まず破損したパーツをバラして、パターン(型紙)を取ります。
そして、新しい本革で履き口パーツを仕立て、本体に縫い付けていきます。
内側から見た仕上がり。GORE-TEXタグもそのまま
いい感じですよね!
ダナーのタフさに、本革の履き口が加わって、オリジナルよりもむしろ良くなったんじゃないかと思っています(笑)
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事例③ Timberland(ティンバーランド)の履き口レザー交換
そして3つ目は、こちらも人気のブランド、Timberland(ティンバーランド) のブーツです。
ティンバーランドもまさに「履き口だけ合皮問題」の代表格なんです。
本体はしっかりしたヌバックレザーやスムースレザーなのに、履き口のパッド部分だけが
合皮で、ここだけ先に劣化する。
こちらが取り外した元の合皮パッドと、新しいスポンジの芯材です。合皮がひび割れて崩壊しているのがわかりますよね。
新しい本革で履き口パーツを作り、ミシンで丁寧に縫い合わせていきます。
そして、仕上がりがこちら!
もちもちっとした本革のパッドに生まれ変わりました!
合皮のときとは比べものにならないくらい、しっかりとした感触で、足あたりもよくなっています。そしてなにより、**本革なのでもう加水分解で崩壊することはありません。
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「たったこれだけ」で捨てないでほしい
今回の3足に共通しているのは、ブーツ本体はまだまだ現役ということです。
アッパーの革は味が出て、ソールもまだしっかりしている。なのに、履き口の合皮だけが劣化してしまった。
正直、この修理を知らなければ「もう寿命かな」と思って捨ててしまう方も多いと思います。でも、修理して本革に交換すれば、またここから何年も履ける。しかも、合皮より本革のほうが耐久性が高いので、オリジナルよりも長持ちするんです。
修理して使い続ければ、廃棄が減る。お気軽の修理一足が、地球環境への負荷低減にもつながっていますよ^^
シューオブライフでは、
**使い捨てのない『社会』を実現する**
という会社理念を掲げています。運営会社の株式会社エイチ・カツカワでは国際認証B Corpを取得し、その理念のもと運営しています。
「履き口がボロボロだけど、本体はまだきれい……」
そんなブーツをお持ちでしたら、どうか諦めないでください。ぜひ一度、見せてください。
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ブーツの履き口レザー交換修理は、経験豊富な The Shoe of Life(シューオブライフ) にご相談ください。
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